「折敷」の魅力とは?
テーブルコーディネートに興味がある方であれば、一度は耳にしたことがある「折敷」
この「折敷」とはいったんどのような読み方で、どのようにして使うものであるか今回はまとめて説明したいと思います。
発音と使い方のポイント
まず、読み方ですが「折敷」は「おしき」と読みます。どのような使い方をするかといえば食器をのせるお盆としての役目が「折敷」です。
色々調べてみると、桧の片木(へぎ=塗料で塗られていない、皮を削っただけの地のままの木材)で作られた盆として使われるものを折敷と呼んでいたようです。
平安時代の文献にはすでに「折敷」として名称が残っているようで、古来から呼ばれていたといえます。神社などの祭壇でも使われ、形状に関しても様々なものが存在していたようです。
「折敷」とお盆やお膳の違いを解説
では、お盆と呼ばずに折敷として呼ばれるには何か違いがあると思いますので、食器をのせる器(トレー)との違いについて調べていきます。お盆とは?
お盆の基本的な使い方は物を運ぶための道具であり、食器や食材を運ぶことが主な目的です。
機能的にも運びやすいように取って部分があったり、縁があることが多く物が運びやすいデザインであることが多いのが「お盆(=トレー 、tray)」
膳の違いとは?
では、膳はどうでしょうか。お膳はみなさも旅館のお食事や祝いの席などで目にしたことがあると思いますが、食器をのせる盆に脚がついているものが「膳」。これは折敷からの発展した道具という説があり、特別な日(ハレ)に出す大切な道具として古くから使われていたようです。
「折敷」の食卓での使い方とは
折敷はテーブル上で食器に敷くものとして利用するのが基本的な使い方です。現在のテーブルコーディネートでは四角いものが基本の形になりますが、形・大きさともに様々な折敷が販売されているため色々なシュチュエーションで利用することができるアイテムとなります。
「折敷」の使用シーンとは現在の折敷については特に利用するタイミングの決まりはありませんので、毎日の食事の際に器を直接テーブに置くのではなく、折敷の上に器をのせることでその日の料理・気持ちに合わせ利用することをおすすめしています。
主役の料理の色合い、器の色合いを考慮して折敷をチョイスすること自体を楽しむことができますしゲストを迎えての食事を振舞う場合には、ゲストのイメージ合わせた色でコーディネートするなどテーブルにおける演出のアクセントの幅が大きく広げてくれるアイテムといえます。
折敷大・小の組合せ次第で無限のテーブルコーディネートが可能なリバーシブル折敷
SAN&ではオリジナルの折敷を販売しています。オリジナルの折敷は全面と背面でカラー(漆)が違い、サイズも大と小があり組合せを楽しむことができます。
・リバーシブルコーディネート折敷 大・小 <流星×イナホ>
・リバーシブルコーディネート折敷 大・小 <暁×シルバー&シャンパン>
・リバーシブルコーディネート折敷 大・小 <銀河×シャンパンゴールド>
大:W330×D200×H5mm
小:W330×D130×H5mm
食洗機:× 電子レンジ:× オーブン:×
60パターン以上の組合せを生み出すリバーシブル
SAN&の折敷は全部で6色展開で、サイズが2種類あるので組合せ次第では60種以上のコーディネートパターンを作り出すことができます。
折敷(大)に折敷(小)を重ねる、つなげる、組み合わせる、とテーブルの上でどのような形がいいかを考えるだけでなく、リバーシブルなので配色までも熟考できる折敷となっています。
お皿を置くためにあるのが折敷ですが、直接食材を盛り付けることも可能なので食器としても使えます。
同じカラーのリバーシブル折敷 合わせる
折敷の組合せの自由があると説明しましたが、1枚の折敷だけでも十分に利用することができるのが、SAN&のリバーシブルコーディネート折敷です。
器ではなく食材をのせてもいい感じ二コーディネートできます。
大きいサイズは食材をのせても余裕の空白があり、コーヒーや湯呑といったドリンクウェアを一緒にのせることが容易に想像できます。
小さい折敷に関しても、元々の実寸でW330×D130と十分なスペースは確保できる折敷なので、別のお菓子などまだのせることができたり、食材をのせる器としての役割を十分にもっていることがわかります。
折敷は普段の食卓にはなくても何ら影響がないアイテムですが、テーブルを華やかに彩れますので、特別な一日のためのアイテムとして揃えておくことをおすすめします。